ぐだぐだ日記

内容が…

朝より夕方のほうが利用者が多い

公衆トイレの利用実態調査時期は昭和60年7月18日(水)・19日(木)の2日間、調査箇所については、市内の公衆トインのうち、利用率の非常に高いと思われる駅前に設置してあるもの(京浜急行電鉄京浜鶴見駅前公衆トイン)、繁華街に設置してあるもの(横浜駅西日広場内公衆トイレ)、および一般道路沿いに設置してあるもの(前田橋公衆トイレ。市内の観光名所の1つ中華街と元町ショッピング街を結ぶ橋の袂)の3カ所を選び、利用実態調査を行つた。利用時間帯利用者数を時間帯別にみると、京浜鶴見駅公衆トイレ・横浜駅西回公衆トインでは夕方6時~8時頃が利用のピークとなり、朝より夕方のほうが利用者が多い。逆に前田橋公衆トインでは昼間の利用者のほうが多くなっている。禾り用頻度通行者に対する利用者数の割合(百分比一一通行人100人に対する利用者数)は、京浜鶴見駅公衆トイレでは、大人男6.11(大便0.78、小便5.33)、大人女2.41、子供男女3.68、合計4.64であった。横浜駅西口では、大人男2.54(大便0.45、小便2.09)、大人女0.95、子供男女1.49、合計1.88であった。また前田橋では、大人男3.39(大便1.18、小便2.21)、大人女0.33、子供男女0.55、合計1.83であった。利用時間公衆トインの便器数・プース数を検討するうえで必要なデータの1つとして、便器の占有時間を調べた。男子小便器平均42.9秒男子大便ブース平均239.4秒(4分)女子ブース平均112.7秒(1分53秒)市民意識についてアンケート調査結果はつぎのとおりであった。公衆トイレの必要な場所について公衆トインの必要性が最も高いと思う場所については、駅前(32%)、バスターミナル(24%)と、交通の結節点に必要性が高いと回答した人が多く、次いで商店街や繁華街(20%)となっている。また、2番めに必要性が高いと思うところでは、児童公園や広場(28%)が最も多い。必要性の高いと思う場所1位02位の回答を、1位2点、2位1点としてウエイト集計すると、最もニードが高いのは駅前(23%)、ついでバスターミナル・商店街がそれぞれ19%となっている。公衆トイレについて問題だと思うこと公衆トイレの問題として、清掃がいきとどいていない(70%)が圧倒的に多く、次いで場所がわかりにくい(26%)となっている(複数回答、%はサンプル数に対する回答数の比率)。